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Figmaで効果的なWebデザインを作成する方法

デザイン

目次

はじめに

Figmaは、クラウドベースのデザインツールで、UI/UXデザインやWebデザインの制作に広く利用されています。本記事では、Figmaを使って効果的なWebデザインを作成するためのプロセスとベストプラクティスを紹介します。

Figmaの基本機能

アートボード (Frames)

アートボードは、デザインの個々の画面やページを作成するための領域です。Figmaでは、アートボードは「フレーム」と呼ばれています。フレームを使用して、Webページやアプリの画面を作成し、ページ全体のレイアウトを整えます。

シェイプツール (Shape tools)

シェイプツールは、矩形、楕円、多角形、ラインなどの基本的な図形を作成するためのツールです。これらの図形を組み合わせて、デザインに必要な要素を作成できます。また、ベジェ曲線やノード編集などの高度な機能を使って、図形をカスタマイズすることもできます。

テキストツール (Text tools)

テキストツールを使用して、デザインにテキストを追加できます。フォント、サイズ、スタイル、行間、文字間隔などのプロパティを調整して、デザインに適したテキストを作成します。

コンポーネント (Components)

コンポーネントは、再利用可能なデザイン要素です。ボタン、フォーム、アイコンなど、一度作成した要素をコンポーネント化して、他の場所でも使用できます。また、コンポーネントのインスタンスを更新すると、すべてのインスタンスが一括で更新されるため、デザインの一貫性を保ちやすくなります。

スタイル (Styles)

スタイルは、カラー、テキスト、エフェクトなどのデザイン属性を保存し、再利用する機能です。スタイルを適用することで、デザイン全体の一貫性を保ち、変更が容易になります。

プロトタイピング (Prototyping)

Figmaでは、デザインをインタラクティブなプロトタイプに変換できます。オブジェクトや画面間の遷移を設定し、実際の動作を確認しながらデザインをブラッシュアップできます。

リアルタイムコラボレーション (Real-time collaboration)

Figmaの強力な機能の一つが、リアルタイムコラボレーションです。複数のユーザーが同時にデザインにアクセスし、変更を加えることができます。これにより、チームでのデザイン作業がスムーズに進み、フィードバックや修正もリアルタイムで行えます。また、コメント機能を使用して、デザイン上で指摘や提案を共有できます。

バージョン管理 (Version control)

Figmaでは、デザインの変更履歴を自動的に保存してバージョン管理が行われます。これにより、過去のバージョンに戻すことができ、デザインの進捗を確認することが容易になります。

デザインシステム (Design system)

デザインシステムは、コンポーネントやスタイル、パターンなどを組み合わせた、デザインのガイドラインです。Figmaを使用して、デザインシステムを構築し、チーム全体で共有・利用することができます。これにより、一貫性のあるデザインを作成し、効率的にプロジェクトを進めることができます。

コードエクスポート (Code export)

Figmaでは、デザインをCSS、SVG、iOS、Android用のコードにエクスポートできます。これにより、デザイナーと開発者のコミュニケーションが円滑になり、開発作業が効率化されます。

Webデザイン制作のプロセス

Figmaで効果的なWebデザインを作成するためには、以下のプロセスが推奨されます。

ワイヤーフレーム作成

ページの構成や要素の配置を簡単な図で表現します。

UIデザイン

ワイヤーフレームをもとに、具体的なデザイン要素を配置し、見た目を決定します。

プロトタイピング

デザイン要素間のインタラクションを設定し、実際の動作を確認できるプロトタイプを作成します。

フィードバックと改善

クライアントやチームメンバーからのフィードバックを受け取り、デザインを改善していきます。

レスポンシブデザインの実現

Figmaでは、Auto Layout機能を使用して、画面サイズに応じてデザイン要素が自動的にリサイズや再配置されるレスポンシブデザインを実現できます。これにより、デバイスやブラウザに関係なく、一貫したユーザーエクスペリエンスを提供することができます。

コンポーネントとスタイルの活用

コンポーネントとスタイルの活用方法について詳しく説明します。

コンポーネントの作成と管理

・再利用する可能性があるデザイン要素(ボタン、フォーム、アイコンなど)をコンポーネントとして作成します。
・コンポーネントは、Figma内の「Assets」パネルに一覧表示され、ドラッグ&ドロップでデザインに追加できます。
・コンポーネントの変更は、関連するすべてのインスタンスに自動的に反映されるため、デザインの一貫性が保たれます。

スタイルの定義と適用

・カラー、テキスト、エフェクトなどのスタイルを定義し、デザイン要素に適用します。
・スタイルは、「スタイル」パネルで管理し、適用する要素を選択してからドロップダウンメニューから選択することで適用できます。
・スタイルの変更は、適用されているすべての要素に自動的に反映されるため、デザインの一貫性が保たれます。

リアルタイム編集

・Figmaでは、複数のユーザーが同時にデザインファイルを編集できます。
・ユーザーアイコンがデザイン上に表示され、リアルタイムでの編集状況が把握できます。

コメント機能

・デザインファイル内でコメントを残すことができ、指摘や提案を共有できます。
・コメントは、特定の要素に関連付けることができ、コミュニケーションが円滑に進められます。

バージョン履歴

・Figmaでは、デザインファイルの変更履歴が自動的に保存されます。
・「バージョン履歴」から過去のデザインバージョンを確認し、必要に応じて復元することができます。

まとめ

Figmaを使用して効果的なWebデザインを作成するには、ワイヤーフレーム作成、UIデザイン、プロトタイピング、フィードバックと改善のプロセスを経ることが重要です。また、レスポンシブデザインの実現、コンポーネントとスタイルの活用、チームでのコラボレーション機能を駆使することで、効率的かつ一貫性のあるデザインを作成できます。Figmaの機能を活用し、優れたWebデザインを作り上げましょう。

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