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ライブコマースとは?中国と日本の国民性の違いや国内事例について解説!

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お店で買い物をしているときに、ライブ配信をしながら商品を紹介している海外のインフルエンサーを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

ライブコマースは、一方的なコミュニケーションとなってしまう従来のテレビショッピングとは異なり、リアルタイムで顧客とコミュニケーションを取りながら商品を紹介・販売する方法として注目されています。
しかし、ライブコマースは中国で大きく普及しているのに対し、日本ではなかなか見かけません。

「日本でのライブコマースって将来性があるの?」
「ライブコマースを導入するか悩んでいるけど、成功するかわからない・・・」

そんなあなたに、この記事では、ライブコマースの基本的な概要と、中国での成功事例や市場規模、現在の日本での普及状況について解説し、その国民性の違いについても考えていきます。

ライブコマースとは?


ライブコマースとは、ライブストリーミング(生放送)を利用して商品を紹介・販売する方法です。視聴者はリアルタイムで放送を見ながら、商品について質問したり、購入を決定したりできます。

従来のテレビショッピングは一方的だったのに対し、ライブコマースは視聴者からの「この調理器具で簡単に作れるレシピは?」「この化粧品は敏感肌にも使える?」「再入荷の予定はありますか?」などの疑問にリアルタイムで答えることができます。

双方向のコミュニケーションによって、商品購入への懸念をその場で払拭できること、商品の魅力をより詳しく伝えられるのが特徴です。
特に中国では人気が急速に高まり、日本を含む世界各国でも広まっています。

中国ではライブコマースが大きく成長している!

eComm Insightによると中国のライブコマース市場は急速に拡大しており、2023年には市場規模が4.92兆元(約93.48兆円)に達すると予測されています​。
これは、2018年の0.12兆元(約2.28兆円)からわずか5年間で41倍に成長することを示しています。

この急成長の背景には、タオバオドウイン(TikTokの中国版)などの人気プラットフォームがあり、中国の多くの消費者がライブコマースを利用していることが挙げられます。また、中国にはKOLという人気のインフルエンサーがいることもライブコマースが普及した要因の一つで、視聴者に直接商品を紹介し、瞬く間に大量の売り上げを達成することで知られています。

例えば、「口紅王」として知られる李佳琦(Austin Li)は、たった5分で15,000本の口紅を売り切った記録を持っています。


特に、Z世代(Gen Z)はライブコマースの主要なユーザー層で、その34%がライブコマースで商品を購入した経験があります​。

さらに、市場の将来に関する予測では、2026年までに中国のライブコマース市場が1兆米ドル(約142兆円)を超えると見込まれています​ ​。これは、ライブコマースが消費者にとってエンターテインメントだけでなく、便利でお得な買い物の手段であることを示しています。
このように、中国のライブコマース市場は急速に成長しており、今後もその影響力が拡大することが予想されています。

参考:https://ecommercedb.com/insights/livestream-commerce-in-china-taobao-leads-but-its-dominance-fades/4598

日本でライブコマースが普及していない3つの理由

中国では急速に成長したライブコマースですが、実は日本ではあまり普及していないのが現状です。他国と比較して、消費者がテレビやインターネットを通じてリアルタイムで商品を購入する文化がそれほど浸透しておらず、日本では従来のショッピングスタイルが主流です。なぜ、日本ではライブコマースが流行らないのでしょうか。
特に日本での成長が遅れている原因として、以下の3つの理由が考えられます。

1:プラットフォームとライバーの不足

日本ではライブコマースを支えるプラットフォームや商品のPR・販売を行う「ライバー」がまだ少ないのが現状です。特に、中国でいうKOLのような存在はなく、日本ではスタッフや社員がライブ配信を行っているパターンがほとんどです。
中国では淘宝(タオバオ)などの大手プラットフォームが強力にサポートし、多くのライバーが活躍していますが、日本ではこれらのインフラが未発達なため、普及が進んでいません。

2:消費者マインドと消費文化の違い

次に、消費マインドや国民性の違いが挙げられます。
日本人の消費者は慎重で、購入前にじっくりと検討する傾向があります。
そのため、ライブ配信中に即決で購入するライブコマースのスタイルが根付きにくいです。一方、中国では「独身の日」などの大規模セールイベントを楽しむ文化がありますが、日本ではそのようなイベントが少なく、消費活動を楽しむ文化が未成熟です。

3:ニーズが違う

最後に、大きな要因としてニーズの違いがあります。中国では偽物の商品が多く流通しているため、信頼できる情報源から直接購入できるライブコマースが人気です。
しかし、日本では偽物の流通が少なく、消費者は既存のオンラインストアや実店舗で安心して商品を購入できるため、ライブコマースのニーズが低いです。
この違いがライブコマースの普及に大きく影響を与えています。

日本でのライブコマース事例4選

では、日本では実際にどのような企業がライブコマースを行っているのでしょうか。
ライブコマースで特に人気な業界は、アパレルと食品、化粧品などです。
実際の着心地や味、写真ではわからない色味やサイズ感などを知りたい消費者が多く、これらの業界ではライブコマースのニーズが大きいといえます。

UNIQLO LIVE STATION


ユニクロが2020年12月から行っているライブコマースプラットフォームです。コロナ禍でオンラインショッピングが普及したことがきっかけで始まりました。UNIQLOのライブ配信では、様々な企画で最新のコレクションや季節のおすすめ商品を紹介し、視聴者がその場で購入できるようになっています。
ファッションの着こなし方や素材の特性、コーディネートの提案などを詳細に解説し、視聴者の質問にリアルタイムで答える双方向コミュニケーションを重視しています。
ライブ配信では、基本的にユニクロの社員がMCを勤めており、スタッフにファンがつくこともあります。

無印良品


無印良品は、シンプルで機能的なデザインが特徴のライフスタイルブランドで、ライブコマースを通じて「いま、おすすめしたい商品」の紹介をスタッフが行っています。
無印良品のライブ配信では、商品の使用方法や特徴を詳しく説明し、実際に使っている様子を見せることで、商品の魅力を伝えます。

無印良品は、ライブのアーカイブ「過去に反響の大きかった商品」も紹介しており、配信を見逃した人でも実際の商品のサイズ感や質感をいつでも確認することができます。

三越伊勢丹


三越伊勢丹は、高級百貨店として知られており、ライブコマースを通じて幅広い商品を紹介しています。ファッション、コスメ、食品、生活雑貨など、多岐にわたる商品をライブ配信で取り上げ、専門スタッフが商品の魅力を詳しく説明します。また、話題のゲストやバイヤーを招待して配信を行っており、多くの人が配信を視聴しています。
特に、限定商品や先行販売の商品を紹介することが多く、視聴者にとって特別なショッピング体験を提供しています。

資生堂


資生堂は、日本を代表する化粧品メーカーです。美容の専門家や社員が出演し、商品の使用方法や効果、実際の質感や使用感などを実演しながら説明します。
視聴者はリアルタイムで質問をし、専門的なアドバイスを受けることができるため、商品の理解を深めることができます。
ライブ視聴者限定のクーポンも発行しており、多くのユーザーを集めています。

ライブコマースでは自社ECで購入してもらう導線づくりが必須!

ライブコマースで売上を伸ばすには、視聴者が実際に商品を購入するための導線づくりが極めて重要です。インフルエンサーやスタッフが商品をライブで紹介し、視聴者がその場で購入するという形式であるため、視聴者がスムーズに購入手続きを完了できる仕組みが不可欠です。
例えば、ライブ配信中に商品ページへのリンクを直接提示することで、視聴者が商品詳細を簡単に確認することができます。また、視聴者限定の特別な割引やオファーを用意することで購買意欲を高める効果も期待できます。
さらに、シームレスな決済システムの導入や、視聴者の情報を事前に取得するフォームの設置も効果的です。これにより、購入意思がある視聴者に対してリアルタイムでの販売促進が可能となります。

弊社クオーツでは、ただの成果物ではなく「数字に繋がる成果物」を提供しています。
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ブランドのイメージを一目で的確に伝えるデザインや、ユーザーがストレスなく回遊できる導線設計など、ECサイトのデザインと利便性は売上に大きく影響します。実際にプロジェクトの終了後、「細かく設計したECサイトがあることで、お客さまから信用してもらえるようになった」とお伺いしました。ライブコマースからの導線づくりで、見やすく、おしゃれで使いやすいECサイトを構築したいとお考えの方は、ぜひ一度無料相談をご活用ください。

まとめ

この記事では、ライブコマースについて、中国での市場規模や日本であまり成長していない要因、国内での事例について紹介しました。

ライブコマースとは、ライブストリーミング(生放送)を利用して商品を紹介・販売する方法です。視聴者はリアルタイムで放送を見ながら、商品について質問したり、購入を決定したりできます。
中国では、タオバオやドウイン(TikTokの中国版)などのプラットフォームや、KOLという人気のインフルエンサーなど基盤が揃っており、2023年にはライブコマースの市場規模が4.92兆元(約93.48兆円)に達すると予測されています​。
一方、日本ではライブコマース市場があまり成長しておらず、中国との消費文化やニーズの違いから国内での普及に大きく影響を与えています。

しかし、アパレルや食品、化粧品業界ではライブコマースのニーズが大きく、複数の国内企業がライブ配信を行っています。
ライブコマースで売上を伸ばすには、視聴者が実際に商品を購入するための導線づくりが極めて重要です。ライブ配信を視聴して気になった商品をすぐにチェックし、購入するには見やすく、使いやすいECサイトが必要です。

弊社クオーツでは、クライアント様の希望に寄り添った予算で、柔軟に成果物を提供しております。ECサイトについてお困りの方は、ぜひ一度無料相談をご活用ください。

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