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ネットショップで売れるオリジナル商品ってどんなものがあるの?売れる商品を作るポイントを事例で解説!

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目次

競合との価格競争に陥ったり、比較されない「オリジナル商品」の展開でビジネスを成功させたい!お考えの方も多いと思います。
そこで

「ネットショップで販売できるオリジナル商品ってどんなものがあるの?」
「オリジナル商品ってどんな流れで作るの?」

そんなあなたに、この記事ではオリジナル商品を作る前のアイデア出しや、実際どんな商品を作れるのか、また、オリジナル商品やサービスを形にし、実際に販売まで携わった弊社事例などを紹介します。

オリジナル商品作りに大切な考え方


現代のビジネスでは、商品やサービスを作る方法はたくさんあります。商品の開発や販売活動を始めるうえで特に重要なのが「プロダクトアウト」と「マーケットイン」という2つの概念です。これらの方法は、企業が持つ強みや目標、そして市場のニーズをどう取り入れるかに違いがあります。

プロダクトアウト(Product-Out)

プロダクトアウトは、企業が自分たちの得意分野や技術力を活かして独自の商品を開発し、「これが私たちの作った商品です!買ってください!」と市場に提案する方法です。
消費者のニーズを必ずしも反映していないためリスクはありますが、成功すれば市場に新しい価値を提供できます。

マーケットイン(Market-In)

マーケットインは、まず市場や消費者のニーズを詳しく調査し、その情報をもとに商品やサービスを作る方法です。簡単に言うと「お客様が欲しいものを作ります!」というアプローチです。この方法では、消費者のニーズに応えることで、商品が市場に受け入れられやすくなります。日用品メーカーが顧客のフィードバックを元に改良を重ねる商品(掃除用具や家庭用品など)が典型的です。

オリジナル・自作商品とはどんなものがある?

オリジナル・自作商品のカテゴリーには、さまざまな種類があります。以下にいくつかのカテゴリーを紹介します。

デジタル商品


デジタル商品は製造コストや在庫管理の必要がないため、利益率が高いのが大きなメリットです。しかし、デジタル商品の市場には無料コンテンツが豊富に存在するため、これが大きな競合となります。

デジタルアート

   - オリジナルのイラストやグラフィックデザイン
オンラインプラットフォームでデジタルファイルとして販売することで、プリントやカスタマイズ商品としても利用できます。

電子書籍

   - 自作の小説、ガイドブック、マニュアルなど
小説やエッセイ、ビジネスのハウツーガイド、専門知識をまとめたマニュアルなど、多様なジャンルで販売できます。特にニッチなテーマや専門的な内容は、特定の読者層に強くアピールすることができます。電子書籍プラットフォームや自社のウェブサイトで簡単に配布でき、更新や改訂も手軽に行えるのが利点です。

音楽やサウンドエフェクト

-自作の楽曲や効果音
自作の楽曲をアルバムやシングルとして販売するほか、映画、ゲーム、アプリケーションなどで使用するサウンドエフェクトも提供できます。デジタル配信プラットフォームを通じて広く配布することができ、ライセンス契約によって定期的な収益も期待できます。

eラーニング

   - 自作の教育コンテンツやトレーニングプログラム
専門知識やスキルを持つ企業にとって有効な商品です。自作のビデオ講座、オンラインワークショップ、トレーニングプログラムを提供することで、価値のある教育体験を提供します。プラットフォームを通じて定期的に新しいコンテンツを追加し、受講者のニーズに応じて内容を更新することで、継続的な顧客維持が可能になります。

 カスタマイズ商品

オーダーメイド

   - 顧客の要望に応じてカスタマイズした商品(洋服、アクセサリーなど)
個人のサイズやスタイルに完全にフィットした商品を提供します。個性的なデザインが可能で、一人一人のニーズに応えることができます。結婚式や記念日など特別なイベントのためのアイテムや、独自のブランド体験を提供する商品としても人気があります。

プリントオンデマンド

   - デザインをプリントしたTシャツ、マグカップ、スマホケースなど
プリントオンデマンドは、あらかじめ作成したデザインを顧客の選んだ商品に印刷するサービスです。Tシャツ、マグカップ、スマホケースなどに独自のデザインを施すことができるため、在庫を持たずに販売できるため、リスクを最小限に抑えながら多様な商品展開が可能です。

フード&ドリンク

自家製食品

   - ジャム、ソース、スパイスミックスなど
自家製食品は、手作りの魅力と高品質な素材を活かして作られる商品です。例えば、オリジナルレシピのジャムやソース、スパイスなどで「家庭では再現しにくい特別な味わい」を提供ししたり、健康志向のお客さまに向けて添加物を使用しないナチュラルな商品」を提供することで、独自の市場を開拓することができます。

クラフトビールやワイン

   - 自家製のビール、ワイン、リキュール
クラフトビールやワインは、自家製の製品として独自の味わいや品質を提供できるため、特定の愛好者層に人気です。特に、小規模なブルワリーやワイナリーが地域の素材を活かして作るクラフトビールやワインは、その土地ならではの風味を楽しむことができます。特別なギフトやイベント用としても喜ばれます。

クラフト&DIY

ホームデコレーション

   - 手作りのインテリアアイテム(家具、ランプ、ウォールアートなど)
リサイクル素材や自然素材を使った家具、ユニークなデザインのランプ、手描きのウォールアートなどは、既製品にはない特別な雰囲気を提供します。

ガーデニングキット

   - 自作のプランターやガーデニングアクセサリー
自作のプランターやガーデニングアクセサリーは、デザイン性だけでなく機能性にも優れており、初心者から経験豊富なガーデナーまで幅広い層にアピールできます。

手作りアクセサリー

   - オリジナルのジュエリー、スカーフ、バッグなど
天然石を使ったジュエリー、手染めのスカーフ、手縫いのバッグなどは、それぞれが一点ものの特別な商品となります。特別な贈り物や自分へのご褒美として人気です。

ハンドメイドコスメ

   - 手作りの石鹸、ローション、バスボムなど
ハンドメイドコスメは、天然素材を使用して作られるため、肌に優しく環境にも配慮した製品です。手作りの石鹸は、香りや成分を自由に選べるため、特定の肌タイプや好みに合わせた商品が提供できます。

アロマテラピー製品

   - 自作のエッセンシャルオイルブレンド、キャンドル
アロマテラピー製品は、自然の香りを使ってリラックス効果やストレス解消を促進する商品です。ナチュラルな素材を使用することで、環境にも優しい商品としてアピールできます。

オリジナル商品を作る3つのメリット

オリジナル商品を作ってECサイトで販売することには、大きく3つのメリットがあります。

    - 市場の競争優位性
    - ブランド価値の向上
    - 価格競争からの脱却(価格設定が自由)

その1:市場の競争優位性

オリジナル商品を提供することで、企業は他社との差別化を図り、市場での競争力を高められます。独自の商品はお客さまにとって新しく特別な存在となり、特定の商品を求めるお客さまを引きつけることができます。また、オリジナル商品には他社が真似できない独自の価値があり、これが市場での長期的な成功につながります。

その2:ブランド価値の向上

オリジナル商品の提供は、ブランド価値を高めることにもつながります。オリジナル商品は注目を集め、口コミやメディアで話題になることが多いため、ブランドの知名度が向上することも多いです。これにより、企業は競争の激しい市場で差別化された存在となり、顧客にとって魅力的なブランドとしての地位を確立します。

その3:価格競争からの脱却

オリジナル商品を持つと、価格競争に巻き込まれることなく「商品の価値」で他者との差別化ができます。これにより、お客様は価格以外の要素にも価値を見出し、ブランドに魅力を感じるようになります。低価格競争から抜け出し、適正な利益を確保できるだけでなく、ブランドのストーリーや理念も強調することができます。

ネットショップで売れる商品を作るポイント

ステップ1:市場調査とニッチの特定

市場調査を行い、オンライン調査ツールやアンケートを利用してターゲット市場のニーズやトレンドを把握し、SNSや口コミなどでの意見も参考にしつつ、競争が少なく特定の興味や問題を持つ小規模な市場(ニッチ)を探します。
そして、競合他社の強みや弱みを分析し、自社の商品がどのように差別化できるかを考え、自社商品の独自性を高める戦略を立てます。

市場分析の具体例として、サービスの体験設計を改めて構造設計した「C-side girl」の事例を紹介します。

C-side girl



この事例では、既存サービスに対して改めてターゲットとUSPの再定義を行いました。
サービスの体験価値を検討・設計するうえで最初に行うのは類似サービスのリサーチです。

この事例では、女性を中心に学習や成長のためのコンテンツを提供するオンラインサービス(競合)をピックアップし、それぞれの提供価値や強みを分析したうえでC-side girlのポジショニングを再検討しました。

その際に、類似サービスを使用しているユーザー数名を周囲からピックアップし、「認知経路」や「意思決定の決め手」、また「当初の期待値」と「サービス利用開始後の所感」などのヒアリングを行い、ターゲットユーザーへの理解度を深めていきました。

リサーチの結果、類似サービスでは「目的特化型 (特定のスキルアップを最大の目標とする)」場合と、「雑多コンテンツ提供型」に大きく別れていました。 
また、東京などの都市部に住む女性をメインターゲットとしたサービスも多く、ここにC-side girlとして差別化を図ることのできるポイントがあると考えました。

そうして、C-side girlのサービスの提供価値を

  • 講師の質 (運営企業が厳選して選び抜いている)
  • 講師との距離、関係性の近さ
  • 知らなかったジャンルの知識、スキルとの出会い

と整理しました。

また、サービス名の「C」という中に込めた意味をお伺いしてみると「country (郊外都市、地方都市)」と「city (中心都市)」を「connect (つなぐ)」するという3つの意味があるということだったので、そこにサービスのUSP(Unique Sales Point / 独自の価値)とストーリーの一貫性をもたせることを志向しました。

特に都市部以外に住む女性にとって自分の理想の働き方を実現する人と巡り合う機会があまりに不足していることが大きな課題という結論に至り、このサービスが解決する課題とUSPをそれぞれ
・解決する課題:「自分のメンター的存在と巡り会えない機会の不平等」
・サービスのUSP:「理想のメンターと出会える場所」
と再定義しました。

このように、市場調査を行う際には、競争が少なく、特定の興味や問題を持つ小規模な市場(ニッチ)を探すことが重要です。
徹底した調査を行うことで、他社が見逃している隙間を見つけることができます。

市場分析についての記事はこちら
https://qrz.co.jp/blog/market_analysis/

ステップ2:商品のアイデア出しとプロトタイプ作成


次に、ブレインストーミングや顧客からのフィードバック、友人や家族、既存の顧客の意見を活用して多くの具体的な商品アイデアを出し、これらのアイデアを具体的な形にするためにプロトタイプを作成します。そして、プロトタイプをテストして実際に使ってもらい、そのフィードバックを集めて改良を重ねます。

商品のアイデアを形にしていった事例として、弊社が取り組んだ日本酒「伏見乃」を紹介します

伏見乃



このプロジェクトは、京都の酒米を生産する会社様から、京都のみで生産される酒米「祝(いわい)」を使って何か新規事業を作れないか、というご依頼でした。

京都の中では比較的メジャーな日本酒ですが、京都の外に出ると急にマイナーになってしまうという日本酒が多く、いわゆる全国的に有名なハイブランド、ラグジュアリーのような高単価の日本酒があまり存在していないという状況がありました。
そこで、ハイブランドの「日本酒ブランド」を作っていきませんか、という提案をしたことから、この日本酒「伏見乃」D2Cプロジェクトは始まりました。

これまでは「地元民に飲まれるだけのお酒」だったものを、どのようなシーンで「世界中の人から求められる日本酒であるべきか」を言語化して整理し、パッケージデザインを作り上げました。
まずは「京都」「お祝い」「寄り添い」「貴重なお米」というキーワードからムード制作を行い、ロゴデザインを制作しました。




そして、このロゴを元にパッケージデザインを作っていきます。
今回の事例でいうと、雰囲気的に「祝」のおめでたさが伝わることが重視したポイントです。





ステップ3:ネットショップの構築とマーケティング

最後に、適切なECプラットフォーム(例:Shopify、WooCommerceなど)を選び、魅力的で使いやすいデザインにします。
また、SEO対策、SNSマーケティング、メールマーケティング、ペイド広告などのデジタルマーケティング手法を活用して、ターゲット市場にリーチします。商品の特徴や価値を強調するコンテンツを作成し、潜在顧客にアピールします。

ECサイトの構築について、オリジナル商品を販売するブランド「toutou coco」のリブランディングに携わった例を紹介します。

toutou coco



弊社でECサイトを設計する上で特に大事にしているポイントが3つあります。

1.一目で伝わるブランドの世界観

今までのプロセスから選定したフォントやカラーを元に、写真を全面的に押し出した構成に。toutoucocoらしい柔らかな印象を、アニメーションなどにも踏襲。詳しく語らずともブランドのイメージが伝わるようになっています。

2.使いやすく回遊しやすい導線の設計

TOPページの流れや新商品の下にランキングを設置したり、お気に入り機能を搭載するなど、回遊したくなるユーザー体験を設計。また、サイドバーや細かなUIにも気を配っています。商品のカラーのバリエーションも、ひとめでわかるよう表示しています。

3.運用のしやすさ

商品数の変動やコンテンツの変更がある事を想定して、コード知識がない方も更新しやすく保守運用も運用メンバーで管理できる設計に。詳細ページなどもフォーマット作っておくことで整理された状態が長く続くような仕様となっています。

ブランドのイメージを一目で的確に伝えるデザインや、ユーザーがストレスなく回遊できる導線設計など、ECサイトのデザインと利便性は売上に大きく影響します。
プロジェクトの終了後、実際に「細かく設計したECサイトがあることで、信用してもらえるようになった」とお伺いしました。

よくある質問

Q: 初めてオリジナル商品を作る場合、どこから始めればいいですか?

A: まずは市場調査を行い、ターゲット市場のニーズを把握することから始めましょう。その後、商品アイデアを具体化し、プロトタイプを作成してテストを行います。

Q: ネットショップを構築するのにおすすめのプラットフォームは?

A: 初心者にはShopifyやWooCommerceが使いやすくおすすめです。これらのプラットフォームは豊富なテンプレートと機能を提供しており、簡単にプロフェッショナルなネットショップを構築できます。

Q: 効果的なデジタルマーケティング手法は?

A: SEO対策、SNSマーケティング、メールマーケティング、ペイド広告などが効果的です。特にSNSマーケティングは、ターゲット市場に直接リーチできるためおすすめです。

まとめ

この記事ではオリジナル商品を作る前のアイデア出しや、実際どんな商品を作れるのか、また、オリジナル商品やサービスを形にし、実際に販売まで携わった弊社事例について紹介しました。

商品の開発には「プロダクトアウト」と「マーケットイン」という二つの考え方があります。「これが私たちの作った商品です!買ってください!」と、企業が自分たちの得意分野や技術力を活かして独自の商品を開発するか、「お客様が欲しいものを作ります!」と、市場や消費者のニーズを詳しく調査し、その情報をもとに商品やサービスを作るかの違いです。独自の技術力がある企業は前者を、ブランド価値が一定あり、お客さまからの信頼を得ている企業は後者が適しています。

オリジナル商品としては、利益率の高いデジタル商品やオーダーメイドなどのカスタマイズ商品、フードやDIY商品など、幅広く展開することができます。
 オリジナル商品の開発には大きく 「市場の競争優位性」「ブランド価値の向上」「価格競争からの脱却(価格設定が自由)」の3つのメリットがあります。オリジナル商品を作ることで、企業は市場での競争力を高め、顧客に特別感を提供でき、さらに、価格競争に巻き込まれることなく、商品の独自の価値を強調することができます。

ネットショップで売れる商品を作るポイントとして、弊社が特に大切だと考えているのが、徹底した市場分析やニーズ調査、ECサイトの世界観や利便性です。

弊社クオーツでは、「ただデザイン成果物を作る」ということではなく「戦略作りやマーケティング」といった観点を取り込み、経営資源の分析や行動計画をつくるところからクライアント様と一緒に事業を作りあげています。

オリジナル商品を作り、ブランドを立ち上げるうえで「頭のなかにぼんやりとイメージがあるけど、言語化や形にできない・・・・」「デザインやビジュアル面でプロに頼りたい」など、何か経営でのお困りごとがあれば、ぜひ一度無料相談をご活用ください。


ビジネスの課題を解決したい方はお気軽にご相談ください。

クオーツは、デザインの力を最大限活用しながら、課題の解決と成長の加速に貢献します。クリエイティブ・マーケティング・テクノロジーの視点から事業開発、体験の設計、システム設計などを、一貫した体制でサポートしています。

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