目次
はじめに
「どのプラットフォームが最適なのかよくわからない...」と悩んでいませんか?ECサイトを構築する際には、適切なプラットフォームの選択が重要です。この記事では、Shopify、BASE、STORESの3つのプラットフォームを比較し、それぞれの特徴や強みを解説します。この記事を読んで、各プラットフォームの特徴を把握し、自社のニーズに合ったプラットフォームを選びましょう。
shopifyは海外展開とデザインのカスタマイズ性が強み!
Shopifyは海外展開や本格的な通販ビジネスを求める場合にオススメです。shopifyを利用すると、外部ツールを導入することや、デザインを幅広くカスタマイズすることができます。
一方で、BASEとSTORESは、簡単にECサイトを構築したい人にオススメです。これらのサイトは国内展開に特化した機能を提供しています。プランごとの価格シュミレーションや各プラットフォームの特長を比較検討し、自身のビジネスに最適な選択をしましょう。
料金(費用)を比較
初期費用
3社とも初期費用は無料です。
月額料金
BASE(ベース): 完全無料のプランが提供されています。
Shopify(ショッピファイ): 最低月額29ドルからのプランがあります。
STORES(ストアーズ): 無料プランと有料プランの選択が可能です。
手数料
取引手数料、決済手数料、入金手数料の3つがあります。
BASE: 手数料がもっとも高くなります。
Shopify: Shopifyペイメントを利用すると取引手数料と入金手数料が無料になります。手数料面ではお得です。
STORES: 別途手数料を支払うことで「翌営業日払い」が選択できます。
入金サイクル
Shopify: 週1回(毎週金曜日)に入金されます。入金サイクルがもっとも短いです。
BASE:振込申請をしてから10営業日で入金されます。 (ただし、「お急ぎ振り込み」を利用することで翌営業日払いが可能です。)
STORES: 翌月20日に入金されます。(1日〜末日までの売上に対して)入金サイクルがもっとも長いです。
考慮すべき要素として、Shopifyは手数料面でお得ですが、月額料金がかかります。月々の固定費を抑えたい場合はBASEやSTORESが選択肢として適しています。ただし、BASEとSTORESでは別途手数料を支払うことで入金サイクルを短縮することができます。
それぞれのプラットフォームの特徴や自身のニーズに合わせて比較検討し、最適な選択をすることが重要です。
決済方法(決済種別)を比較
クレジットカード
利用可能なクレジットカードについては、違いはありません。
Shopify: VISA、AMEX、JCB、MasterCardなどのクレジットカードが利用できます。
BASE: VISA、AMEX、JCB、MasterCardなどのクレジットカードが利用できます。
STORES: VISA、AMEX、JCB、MasterCardなどのクレジットカードが利用できます。
携帯キャリア決済
Shopify: 携帯キャリア決済に対応しています。
BASE: 携帯キャリア決済に対応しています。
STORES: 携帯キャリア決済に対応しています。
コンビニ決済
Shopify: コンビニ決済に対応しています。
BASE: Pay-easyを利用したコンビニ決済に対応しています。
STORES: コンビニ決済に対応しています。
銀行振込
Shopify: 銀行振込に対応しています。
BASE: 銀行振込に対応しています。
STORES: 銀行振込に対応しています。
ID決済
Shopify: Apple Pay、Google Pay、Amazon Pay、PayPal、Shop PayなどのID決済に対応しています。
BASE: PayPalのみの対応です。
STORES: PayPal、楽天ペイ、Amazon Payの一部(有料プランのみ)に対応しています。
代金引換
Shopify: 代金引換に対応しています。
BASE: 代金引換には対応していません。
STORES: 代金引換には有料プランのみ対応しています。
後払い決済
Shopify: 後払い決済には対応していません。
BASE: 後払い決済に対応しています。
STORES: 後払い決済には対応していません。
決済のバリエーションがもっとも豊富なのは「Shopify」です。Shopifyではクレジットカード、携帯キャリア決済、コンビニ決済、銀行振込など、さまざまな決済方法を利用できます。BASEとSTORESも基本的な決済手段に対応していますが、一部の決済方法は有料プランや特定のサービスでのみ利用可能です。個々のプラットフォームの決済方法によって、利用者のニーズに合った選択ができるでしょう。
サイト制作機能を比較
商品登録数
Shopify: 無制限
BASE: 無制限
STORES: 無制限
商品写真登録数
Shopify: 1アイテムあたり最大250枚まで登録可能
BASE: 1アイテムあたり最大20枚まで登録可能
STORES: 1アイテムあたり最大15枚まで登録可能
テンプレート数
Shopify: 無料テンプレートが9種類、有料テンプレートが64種類以上
BASE: 無料テンプレートが10種類、有料テンプレートが100種類以上
STORES: 無料テンプレートが48種類
HTML・CSS編集
Shopify: ◯(編集可能)
BASE: ◯(編集可能)
STORES: ×(編集不可)
独自ドメイン
Shopify: ◯
BASE: ◯
STORES: ◯
SSL
Shopify: ◯
BASE: ◯
STORES: ◯
商品登録数は全てのプラットフォームで無制限です。テンプレート数ではBASEが最も多く、無料のテンプレートは10種類ありますが、Shopifyも無料のテンプレートが9種類用意されており、大きな差はありません。
一方、商品写真登録数ではShopifyが1アイテムあたり最大250枚まで登録可能であり、BASEとSTORESよりも圧倒的に多いです。
HTML・CSS編集に関しては、ShopifyとBASEが編集可能ですが、STORESは編集ができません。
また、独自ドメインとSSLについては、全てのプラットフォームで対応しています。
したがって、「無料のテンプレートを使用しながら商品を魅力的に表示したい」という場合には、商品写真登録数が250枚まで可能な「Shopify」がおすすめです。
以上がサイト制作機能に関する情報のまとめとなります。
ブログ機能を比較
タイトル・ディスクリプション・ページヘッダー
Shopify: タイトルとディスクリプションの設定が可能
BASE: タイトルとディスクリプションの設定が可能
STORES: ×(設定不可)
SNS連携
Shopify: Facebook、Instagram、Twitter、Pinterest、Tumblrとの連携が可能
BASE: Facebook、Instagram、Twitter、LINE公式、Amebaとの連携が可能
STORES: Facebook、Instagram、Twitterとの連携が可能
ブログ
Shopify: ◯(サイト内でブログを作成できる)
BASE: ◯(サイト内でブログを作成できる)
STORES: ×(ブログ機能はない)
メルマガ
Shopify: ◯
BASE: ◯
STORES: ◯
レビュー
Shopify: ◯
BASE: ◯
STORES: ◯
Googleアナリティクス
Shopify: ◯(Googleアナリティクスとの連携が可能)
BASE: ◯(Googleアナリティクスとの連携が可能)
STORES: ◯(Googleアナリティクスとの連携が可能)
ShopifyとBASEでは、タイトルとディスクリプションの設定が可能であり、ページごとに最適な情報を設定することができます。これにより、ユーザーの興味を引くようなタイトルや説明文を設定することができます。
SNS連携に関しては、3つのプラットフォームともに主要なSNS(Facebook、Instagram、Twitter)との連携が可能です。ただし、BASEはLINE公式やAmebaとの連携も可能です。
ブログについては、ShopifyとBASEではサイト内でブログを作成することができますが、STORESにはブログ機能はありません。
メルマガやレビュー機能は、全てのプラットフォームで利用可能です。
Googleアナリティクスについても、Shopify・BASE・STORESのいずれも連携が可能です。
海外対応を比較
多言語対応
Shopify: 19ヵ国語に対応しています。
BASE: 英語のみに対応しています。
STORES: 英語のみに対応しています。
利用できる外貨
Shopify: 17種類の通貨に対応しています。
BASE: アプリの拡張機能を導入することで34種類の通貨に対応可能です。
STORES: 利用できる外貨に関する情報は提供されていません。
海外配送
Shopify: 海外配送に対応しています。
BASE: 海外配送に対応しています。
STORES: 海外配送に対応しています。
サポート
Shopify: メール、Twitter、コミュニティなどの方法でサポートが提供されています。ただし、サポートは英語で行われます。
BASE: メールとチャットによるサポートがあります。サポートの対応時間は平日の10時から19時で、チャットの対応時間は13時から18時です。
STORES: メールでのサポートが提供されていますが、返信までに約1週間かかることがあります。
海外向けにECを展開する場合、ShopifyとBASEがおすすめです。Shopifyは多言語対応や多通貨対応が豊富であり、海外配送もサポートされています。一方、BASEは英語のみの対応ではありますが、通貨対応はアプリの拡張機能によって34種類まで拡張可能です。どちらのプラットフォームを選ぶかは、展開する地域や言語、通貨によって異なる要素となるでしょう。
Shopifyのおすすめポイント
Shopifyは豊富な機能と柔軟性が強みです。ショップのデザインに関しては、多くのテンプレートから選択できますし、HTML・CSSの編集も可能です。商品写真登録数も250枚までと非常に大容量であり、豊富な情報を伝えることができます。さらに、17種類の通貨に対応しており、海外展開にも適しています。また、SNS連携やブログ、メルマガの機能も充実しており、マーケティングの幅も広がります。さらに、Googleアナリティクスの連携により、サイトの分析や改善が行えます。
BASEのおすすめポイント
BASEの強みは、日本国内での展開と手軽さです。日本語のサポートがあり、国内のビジネス環境に合わせた機能が提供されています。料金体系もシンプルでわかりやすく、初期費用や月額料金が無料という点も魅力です。商品登録数やテンプレート数は多くはありませんが、十分な規模での運営が可能です。さらに、PayPalの利用ができるため、国際的な決済にも対応しています。
STORESのおすすめポイント
STORESの強みは、国内に特化した展開と手軽さです。日本語のサポートがあり、日本のビジネス環境に合わせた機能が提供されています。無料のテンプレート数が多く、デザインの選択肢が豊富です。また、PayPalや楽天ペイ、Amazon Payの利用も可能です。これにより、多様な決済手段に対応できます。さらに、海外配送にも対応しており、国内外への展開がしやすい点が特徴です。
まとめ
ECサイトの構築において、Shopify、BASE、STORESはそれぞれ独自の強みを持っています。Shopifyは多機能で柔軟性があり、国内外での海外展開に向いています。BASEは手軽さと日本国内展開に特化し、初期費用や月額料金が無料という点が魅力です。STORESは国内に特化した展開であり、豊富なテンプレートと多様な決済手段が利用できます。この記事を参考に、ぜひ自社のニーズに合ったプラットフォームを選んでみてください。
ビジネスの課題を解決したい方はお気軽にご相談ください。
クオーツは、デザインの力を最大限活用しながら、課題の解決と成長の加速に貢献します。クリエイティブ・マーケティング・テクノロジーの視点から事業開発、体験の設計、システム設計などを、一貫した体制でサポートしています。
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