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非デザイナー経営層向け WEBデザイン改善ポイント

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非デザイナー経営層向け WEBデザイン改善ポイント


デザイン経営やデザイン思考という言葉が使われるようになって久しいですが、あなたの会社のデザイン経営は進んでいますか?

おそらく多くの企業ではまだまだ発展途上で、デザインのことはプロに任せっきりになっている経営者も少なくないはずです。

しかし、デザインのいろはを語るのは難しくても、デザインに対して意見を持つことはできます。

この記事では、細かいデザイン要素は抜きにして、大枠としてこの要素を押さえておけば、WEBデザインの良し悪しの判断ができる、という非デザイナー経営層向けのWEBデザイン改善チェックリストをご紹介します。

「なんか違うんだよな…」

「もうちょっとおしゃれにしたい…」

部下にも、制作会社にも、上のような伝え方だと理想的なWEBサイトは作れません。

感覚的に見えるデザインをいかに言語化し、共有することができるか。要望を伝えるときにも、根拠があると効果は絶大です。

今まさにWEBサイトを作成中の場合も、すでにリリースしている場合も、チェックしてみてください!

1.誰に見てもらうべきサイトなのか


WEBサイトを作成する上で、最も重要といっていいのがこのターゲットの選定。

ただ、漠然と、全ての人にとって最良のデザインというものは存在しません。たとえ不特定多数の人が使うものであろうと、全ての人にとってUI/UXが満たされるデザインなど作ることは不可能です。

公共の道路看板でさえ、漢字やローマ字が読めない迷子の子どもや視覚障害者にとってはほとんど意味を成しません。
あなたのサイトは誰に見てもらうべきなのか。全ての人ではなく、そのターゲットにとって最良のデザインを提供することが重要です。
改めて以下の2点からターゲット像を再認識し、WEBサイトのデザインがそれに沿ったものなのか確認しましょう。

1. ターゲットの属性
toC、toB、toGといったような大枠はもちろんとして、toBでもtoGでも、結局は「人」が見るので、担当者についても考慮する必要があります。toCならより細かく、ターゲットの年齢、性別、地域など基本的な部分は当然として、家族構成や社会的地位なども設定しておくべきです。

 ペルソナの設定に繋がる部分ですが、ここでポイントなのは、自分にとって都合の良いターゲットにしてしまわないこと。「見てほしい」ではなく、「見てもらうべき」としている理由はここにあります。アンケートやインタビューも活用して、できる限り客観的なペルソナを浮かび上がらせましょう。

2. ターゲットの状況(抱える課題)
ターゲットがどのような課題を抱えており、その課題を解決するために現状どのような手段を用いているのか、その解決方法にどのような不満を抱えているのかを想定します。そこからターゲットの心理を先読みして情報設計を行うことができればコンバージョンに繋がりやすくなります。

そのサイトは誰が見ることを想定して作られたのか、どういった場面で使われることを想定して作られたのか、この2点を常に意識してサイト制作を行う必要があります。制作途中も何度も立ち返って確認しましょう。

2.なぜそのデザインなのか


上記で挙げたように、WEBデザインを行う際には、誰に見てもらうべきサイトなのかが最重要です。また、ターゲット以外の要素でも以下の2点が考慮されているか確認しましょう。

1. デザインの根拠
サイトのトーン&マナー、レイアウト、テキスト、細かく言えばボタン一つ取ってみても、全てのデザインには根拠があるべきです。部下や、制作会社からデザイン案が上がってきたら、感覚的な良し悪しを伝えるのではなく、どうしてそのデザインになったのか、その根拠を深掘りすることが大切です。

「ちょっと明るすぎて安っぽく見える」といったような個人的な感想を伝えるのは×
「なぜこのトーン&マナーなのか?」
「この色を採用した理由は?」
と根拠や理由を深掘りすることが重要。

 デザイナーの意図を汲み取らずに、感覚的な意見や要望を伝えていては良いデザインにはなりません。意図を汲み取った上で議論すべきです。

2. デザインの持つストーリー
また、上のような機能面や実用性を含む根拠以外にも、サービスや商品が生まれたきっかけや会社設立のストーリーを持ったデザインも存在します。ロゴデザインやサイトのレイアウトだけでなく、情報設計も含めたストーリーデザインが施されているものもあります。こちらは、経営者本人が語れる状態が望ましいです。WEBデザインにも、ビジネスやサービスのコンセプトなどがしっかりと反映されていれば、ブレのない会社として信頼にも繋がります。

「自分に細かい専門知識がなければ、デザインには口出ししにくい」という方は、意見を述べなくても、「このデザインってどうしてこうなったの?」という素朴な疑問をぶつけてみましょう。この作業を繰り返すことが、デザイン思考の第一歩となります。

クオーツは、一制作会社としてではなく、デザインパートナーとして、課題解決に取り組みます。ブランドデザインガイドライン事例はこちら
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