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ブランディングのKPIとは?KPIの選び方や設定方法について徹底解説!

ブランディング

目次

はじめに

ビジネスを成功させるためには、明確な目標を設定し、進行状況を的確に測定する必要があります。しかし、目標達成に向けた進行状況の管理が難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?特にKPI(Key Performance Indicator)の設定は、具体的な指標を選び、適切なアクションプランを立てる必要があり、多くの企業や組織にとって悩みの種となっています。
そこで、この記事では、KPIについて解説し、さらに効果的なKPIの選び方や設定方法について解説します。目標達成に向けた進捗管理や成果評価にお悩みの方は、ぜひこの記事を参考に、成功に繋がるKPIの設定方法について考えてみてください。

KPIとは?

KPI(Key Performance Indicators)とは、企業や製品、サービスのブランド価値やブランド戦略の成果を測定するための指標のことです。KPIは、事業戦略や目標に合わせて選択され、定量的なデータや数値を使用して進捗状況や成果を評価するために使用されます。
以下に一般的なブランディングのKPIのいくつかを示します。

認知度:ブランドの知名度や認知度を測定することが重要です。KPIとしては、以下のような指標が考えられます。
・アンケート調査によるブランド認知度のパーセンテージ
・ブランド名が検索エンジンで検索される回数やランキング
・ブランドが言及されたソーシャルメディア上の投稿数や反応数

評価:ブランドの評価やイメージを測定することが重要です。KPIとしては、以下のような指標が考えられます。
・消費者がブランドに与える評価やイメージを反映する指標
・ブランドに対する評価やイメージの変化を把握するための調査やフィードバック

ブランドエクイティ:ブランドの価値や信頼度を測定することが重要です。KPIとしては、以下のような指標が考えられます。
・ブランド知名度、ブランド関連のアソシエーション、ブランドロイヤリティ、知覚される品質などの指標を計測するブランドエクイティモデル
・ブランドエクイティの変化を追跡するための調査やフィードバック

シェア:ブランドの市場シェアや影響力を測定することが重要です。KPIとしては、以下のような指標が考えられます。
・市場シェアや売上高、顧客獲得数、競合他社との比較などの指標を用いて、ブランドの成果や競争力を評価する
・ブランドのシェアの変化を追跡するための調査やフィードバック

エンゲージメント:ブランドと顧客との関係やエンゲージメントを測定することが重要です。KPIとしては、以下のような指標が考えられます。
・ソーシャルメディア上のフォロワー数やいいね数、コメント数、ブランドに関するオンラインコンテンツの共有や反応などの指標を用いて、顧客の関与度やブランドへの参加

ブランディングのKPIの選び方と設定方法

KPIは、ビジネスプランや戦略の実行に合わせて設定し、定期的に評価・改善を行う必要があります。
ブランディングのKPIを設定するには、まず自社のビジョンや目標を明確にすることが重要です。次に、ターゲット層や市場に対する理解を深め、KPIを設定するための指標を検討します。KPIの設定には、以下のポイントを考慮することが大切です。


・具体的で明確な指標を選択する
・定期的な評価や分析が可能な指標を選択する
・KPIの設定に関わる部門や人員を明確にする
・目標達成のためのアクションプランを策定する

具体的で明確な指標を選択する

KPIは、目標達成のために必要な具体的な指標を選択することが重要です。指標が抽象的であったり、明確でない場合は、目標達成の状況を正確に把握することができず、改善策の実施が困難になります。
ブランディングのKPIとして、「ブランドイメージ向上」という指標を選択する場合、具体的な数値や定量的な評価基準を設定することが必要です。例えば、顧客アンケートでの評価や、SNS上での反応数といった具体的な指標を選択することで、目標達成の状況を正確に把握することができます。

定期的な評価や分析が可能な指標を選択する

KPIとして選択する指標は、定期的に評価や分析を行い、結果をフィードバックしやすいものである必要があります。結果をフィードバックしやすい指標であれば、定期的に評価や分析を行うことで、目標達成の状況を把握し、改善策を実施することができるからです。
例えば、ブランディングのKPIとして、SNS上での反応数を選択した場合、定期的に反応数を把握し、比較することで、ブランドイメージの向上状況を評価することができます。

KPIの設定に関わる部門や人員を明確にする

KPIの設定には、関係する部門や人員を明確にし、役割や責任を明確にすることが必要です。KPIの設定に関わる部門や人員を明確にすることは、目標達成のためのスムーズな意思決定やアクションプランの策定につながります。
例えば、ブランディングのKPIを設定する場合、マーケティング部門や広報部門の担当者を中心に、KPIの設定や評価のプロセスを共有し、スムーズな実施を図る必要があります。

目標達成のためのアクションプランを策定する

KPIを設定すると、企業が目指す目標を定量的に明確にすることができます。しかし、KPIを設定するだけでは目標達成にはつながりません。そのため、目標達成のためのアクションプランを策定することが必要です。アクションプランは、具体的な行動や戦略を立てることが大切です。

例えば、ある企業が「顧客満足度向上」を目的としてKPIを設定する場合、顧客とのコミュニケーションを強化するために、顧客の声を集めるアンケートを実施することや、商品やサービスの改善を行うことがアクションプランになります。

アクションプランを策定することで、KPIに向けた具体的な目標を達成することができます。また、アクションプランは目標達成のために必要なリソースや期間も考慮する必要があります。

まとめ


KPI(Key Performance Indicators)は、ビジネスの目標達成を測定するための重要な指標です。KPIの設定には、具体的で明確な指標の選択、定期的な評価や分析が可能な指標の選択、関係する部門や人員の明確化、目標達成のためのアクションプランの策定が必要です。これらのポイントを考慮しながらKPIを設定し、目標達成に向けたアクションを実施することを心がけましょう。

KPIはビジネスの成果を測定するための道標であり、目標達成のためのアクションプランを策定する上で重要な役割を果たします。適切なKPIを選択し、定期的に評価しながらアクションプランを実行することで、ビジネスの成果を最大化することができます。

KPIの設定には時間と努力が必要ですが、ビジネスの成果を明確に可視化し、目標に向かって進むための貴重なツールとなります。この記事を読んだ方は、ぜひ、成功に繋がるKPIの設定方法について考えてみてください。

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