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Shopifyの導入事例24選!国内外の事例を業界別に紹介

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Shopify(ショッピファイ)は、手軽にオンラインストアを作り、商品を販売できるプラットフォームです。
Shopifyは国内外の企業で広く利用され、国内外で成功事例が多いことから、多くの企業がShopifyを選択しています。

うちの会社にもShopifyを導入したい... と考えている皆さん、「どのような活用方法があるのか」「どんな企業・業界がShopifyを利用しているのか」と悩まれていませんか?
利用する際のイメージがつきにくいと、なかなか前に進めないものですよね。

そこで今回は、国内外の企業がShopifyをどのように導入しているのか、24の事例をご紹介いたします!




Shopifyを導入する企業の目的とは?

Shopifyを利用する企業が導入する主な目的は、オンラインビジネスの構築と拡大です。導入によってオンラインプレゼンスを構築し、自社の商品やサービスをオンラインで提供することができます。これにより、世界中の顧客が自社の商品にアクセスできるようになります。
また、ブログやニュースレターなどの機能を活用して、顧客とのコミュニケーションを継続・強化できるのもポイントですね。



Shopifyの国内企業導入数

Shopifyはカナダ発の世界最大級のECプラットフォームです。Store Leads によると、2023年には全世界で200万以上の店舗が利用し、その導入数は年々右肩上がりになっています。

2017年に日本に進出し、低コストでのECサイト構築や越境ECの強み、高い拡張性などが評価されました。これにより2023年11月時点では、日本国内において 31,715店舗で導入されています。
特にアパレル業界が最もShopifyを活用しており、次いで食品・飲料業界が続いています。日本語対応やサポート、ヘルプセンターの提供がされるようになったことが、国内導入数向上の後押しとなりました。
(出典元:The State of Shopify in 2023Shopify Stores in Japan



Shopifyを導入するメリット

オンラインビジネス初心者にも優れた使いやすさを提供し、ECサイトの構築から運営までを簡単かつ迅速に行えるShopify。特にメリットとして評価されているポイントは、次の5つがあげられます。

  • コストパフォーマンスが高い
  • カスタマイズ性の高さ
  • 決済方法が充実
  • セキュリティと信頼性
  • グローバルな展開


ではひとつひとつ、詳しく見ていきましょう。


コストパフォーマンスが高い

手軽な初期設定やリーズナブルな月額料金(スタータープランなら月額9ドル~)でありながら、幅広い機能が備わっているため、中小規模のビジネスにおいて費用対効果が高い選択肢となっています。

カスタマイズ性の高さ

ユーザーがオンラインストアを自分好みにカスタマイズできます。Shopifyは豊富なデザインテンプレートやアプリを提供しているため、企業ブランドの個性や世界観を表現できます。

決済方法が充実

Shopifyは多くの決済オプション(クレジットカード、PayPalなど)があり、簡単で安全な決済プロセスを提供しています。決済ブランドが増えている昨今、顧客のあらゆる支払い方法に対応することは売上に直結する重要な要素です。デフォルトで多くの決済方法を選べるのは大きなメリットです。

セキュリティと信頼性

オンラインビジネスを始めるとき、セキュリティが心配な方もいるでしょう。Shopify はオンライン決済を提供し、SSL暗号化などのセキュリティ対策が施されています。顧客情報などの取引データの安全性が確保されるため、信頼性が高まります。

グローバルな展開

Shopifyは世界175ヶ国以上で利用され、多言語・多通貨対応などグローバル展開をサポートしています。これにより、国境を越えたビジネス展開がカンタンにできます。



Shopifyの国内企業導入事例:アパレル業界

Tabio


公式サイト:https://tabiousa.com/

Tabio株式会社は、大阪府に拠点を置く靴下の企画、製造、販売企業です。高品質な素材と独自のデザインで知られ、2002年にはロンドンで初の専門店をオープン。「旅」をモチーフとした “Tabio” という名前は、企業のグローバルな展望や冒険心を表しています。
Tabioは個性的なファッションと上質な製品で、ファッション業界で注目を集めています。

土屋鞄製造所


公式サイト:https://tsuchiya-kaban.jp/

土屋鞄製造所は、日本の鞄メーカーで、高品質かつ職人技術に裏打ちされた製品で知られています。バッグや財布などのアクセサリーを提供し、伝統的な製法と洗練されたデザインが特徴です。日本の鞄文化に貢献し、長い歴史と信頼性で顧客から支持を受けています。

高級感溢れるECサイトデザインはブランドコンセプトにぴったり。画像が横に動くなど見やすさも工夫され、SNSやメールマガジンの紹介もされています。

A Bathing Ape(ア・ベイシング・エイプ)


公式サイト:https://bape.com/

A Bathing Ape(ア・ベイシング・エイプ)は、2003年に創立された日本のストリートファッションブランドです。独自のデザインとカモフラージュ柄で知られています。当社のECサイトはShopifyで作られています。
海外でも人気が高いため、ECサイトでは海外向けに26種類もの通貨に対応しているのが特徴です。

17kg(イチナナキログラム)


公式サイト:https://17kg.shop/

17kgは10代・20代女性向けのプチプラ韓国レディースファッションの通販サイト。最新トレンドからベーシックまでアイテムを豊富に取り揃え、お手頃な価格で販売しています。

当初はshopify以外のECサイト構築システムを利用していましたが、グローバル性と高い機能性の観点から、後にshopifyに移行しました。



Shopifyの国内企業導入事例:食品・飲料業界

ゴーゴーカレー


公式サイト:https://jp.gogocurry.com/

ゴーゴーカレーは2004年に新宿1号店をオープンし、その後全国に店舗を展開して金沢カレーブームを牽引しました。創業からわずか3年でニューヨークにも進出、その後は世界中にフランチャイズ展開を果たしました。最近のオンラインストアの改装では、Shopifyを導入してサイトを見やすく・買いやすく生まれ変わっています。

オリオンビール


公式サイト:https://shop.orionbeer.co.jp/

オリオンビールは、国内シェア第5位の大手ビールメーカー。こちらのECサイトは、Shopifyを利用して構築されています。会員機能や定期宅配機能など、オリオンビールの愛好者に喜ばれる機能が盛り込まれています。

サイト内ではここでしか手に入らない特別な商品も取り揃えられており、プレゼント用の飲み比べセットや公式オリジナルグッズが販売されています。さらにメールマガジンも提供されており、顧客は限定商品の入荷やお得なキャンペーン情報などを迅速に入手することができます。

BASE FOOD


公式サイト:https://basefood.co.jp/

BASE FOODのECサイトは、26種類のビタミンやその他体に必要な栄養素を豊富に含む健康食品を販売しています。通常のパンやパスタなどの食品をBASE FOODの製品に置き換えるだけで、必要な栄養素を手軽に摂取することができます。

Shopifyを利用して作成されたホームページには300円OFFの購入クーポンコードが掲載されており、商品の特徴や効果が詳細に紹介されています。さらに、初回購入時には20%OFFのBASE FOOD継続コースも提供されており、固定顧客の獲得が行われています。

インスタグラムやレビューサイトとの連携を通じて口コミを積極的に活用し、商品の評判を高めながら販売しています。

Elmers Green(エルマーズグリーン)


公式サイト:https://elmersgreen.com/

2009年に大阪の北浜に誕生したエルマーズグリーン。現在は大阪に4店舗出店し、府外からのお客様も多く訪れるという人気店。

エルマーズグリーンは2016年からShopifyを利用し、コーヒー豆やお菓子、コーヒー関連グッズを販売するオンラインストアを運営しています。
商品ページには、Facebook・TwitterなどSNSの拡散を狙ったSNSのシェアボタンが設置されています。



Shopifyの国内企業導入事例:その他

サンリオ


公式サイト:https://www.sanrio.com/

サンリオが手がける、世界的に熱烈的なファンを持つハローキティのECサイトは、Shopifyをベースに構築されています。なお、国内のECサイトはShopifyを使用していませんが、イギリスとアメリカのECサイトはShopifyを導入しています。

このサイトでは、ブログや実店舗検索機能、会員登録機能が組み込まれ、ファンとのつながりを築くサンリオならではの仕組みが取り入れられています。商品のバリエーションが非常に豊富で、自分の好きなキャラクターの商品を容易に見つけられるデザインが特徴です。

タイガー魔法瓶


公式サイト:https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/

1933年に創業したタイガー魔法瓶は、日本を拠点とする家庭用製品メーカーで、真空断熱容器や電子ジャグ、炊飯器などで知られています。長年にわたり真空断熱技術を改良し、製品の多様化を図り、サーモスフラスコや炊飯器などの製品は、その品質と性能で国内外で高い信頼を得ています。
ECサイトでは製品ストーリーが綴られており、当社の製品へのこだわりがアピールされています。また炊飯器や圧力鍋、ミキサーなどを販売していることから、サイト内ではレシピ集も紹介されており、顧客の愛着度を高めています。

KINTO


公式サイト:https://kinto.co.jp/

KINTOが販売する使い心地の良い生活雑貨のECサイトは、Shopifyを使用して構築されています。おしゃれで洗練されたデザインが特徴で、トップページでは人気商品がスライドで披露されます。掲載されている写真はどれも美しく、ブランドのイメージが細部にわたって構築されています。

マグカップ、ボトル、コーヒーメーカーなど、日常使いのアイテムをおしゃれにアップデートしたい場合に最適です。Styling Galleryというカテゴリーでは、KINTOの商品を使った美しい写真が掲載されており、気になる商品を簡単に見つけることができます。

カキモリ


公式サイト:https://kakimori.com/

東京・台東区の文房具店「カキモリ」は、ECサイトを大幅にリニューアルするためにShopifyを採用しました。Shopifyはデザインの自由度が高く、システムの拡張性が優れているため、その特長が決定的な要因となりました。

新たなECサイトでは、ペン、インク、ノートなどのアイテムを5つのカテゴリーに分類され、デザインも分かりやすいものとなりました。以前は実店舗の前での完成を待つ列ができるほどの看板商品であったオーダーノートは、ECサイトの導入で購入過程が円滑になり、顧客の満足度も高まっています。

さらに、店頭でオーダーインクを制作した顧客は、カキモリのECサイトを通じてリピート購入が可能です。全体的に利便性が向上し、売り上げにも貢献しています。



Shopifyの海外企業導入事例:アパレル業界

Chubbies(チャビーズ)


公式サイト:https://www.chubbiesshorts.com/

チャビーズはアメリカのアパレルブランドで「短パン界に革命を」というキャッチコピーのもと、ショートパンツを中心に販売するメンズファッションブランド。2011年に設立し、2012年には商品の供給が追い付かないほど注文が殺到、完売状態が年中続きました。そのきっかけとなったのは、Facebook上でキャンペーンを実施したことです。Chubbiesは、ソーシャルメディアの活用とユーザー発信のコンテンツに力を入れファンを獲得したことが成功の鍵となりました。
ECサイトでは購入から支払い方法、無料返品の方法が分かりやすく案内されており、顧客からの信頼を集めています。

finisterre(フィニステレ)


公式サイト:https://finisterre.com/

フィニステレは、イギリス発祥のアウトドアウェアブランドで、持続可能なファッションとアウトドアアクティビティに焦点を当てています。環境に配慮した持続可能なファッションを提供し、リサイクル素材の活用、製品寿命の延長、廃棄物削減など、環境に優しい製品と製造プロセスを積極的に推進しています。

ECサイトではフィニステレの独自のファッション哲学と品質へのこだわりが表現され、ブランドを特徴づけています。

Allbirds(オールバーズ)


公式サイト:https://www.allbirds.jp/

オールバーズというサンフランシスコ発スニーカーブランドのECサイトは、Shopifyをベースにしています。このブランドは2020年1月に日本市場に進出し、特に快適な履き心地や通気性の高さから注目を浴びています。

ECサイトでは、商品の魅力を伝えるために開発までのストーリーや取り組みをトップページに掲載しています。また、メールマガジンも発行しており、商品に対するファンの関係構築にも力を入れています。

Lafaurie Paris(ラフォリー パリ)


公式サイト:https://us.lafaurieparis.com/

ラフォリー パリは、メンズウェアを販売するフランスのファッションブランドです。

同ブランドのウェブサイトでは、商品写真にカーソルを当てるとデザインが変わるなど、様々なアニメーションが取り入れられています。まるでファッション誌のような洗練されたスタイリッシュなデザインで、楽しみながらショッピングをお楽しみいただけます。



Shopifyの海外企業導入事例:食品・飲料業界

Red Bull(レッドブル)


公式サイト:https://www.redbullshopus.com/

レッドブルはエナジードリンクで世界的に有名ですが、バイクレースやサーキットレースなどの様々なレースイベントのスポンサーとしても著名であり、自社主催の多くのイベントを開催しています。

ECサイトでは、エナジードリンクではなく、主にファッション商品が販売されています。レース記念Tシャツやキャップなど、このサイトでしか手に入らない商品が充実しています。
洗練された写真と共に、レッドブルのイメージに合わせたスタイリッシュなデザインが特徴のオンラインショップです。

Budweiser(バドワイザー)


公式サイト:https://www.budweiser.jp/

バドワイザーはアルコール業界に特化した企業で、世界85か国に広く愛されています。洗練されたウェブサイトによって製品の魅力を伝え、オンラインでの購買プロセスをスムーズなかたちで提供しています。

バドワイザーの顧客は、使いやすい注文手順を通じて手軽に製品を入手でき、ブランドへの強い信頼を生み出しています。グローバルな市場での成功により、バドワイザーはアルコール業界で一流の企業としての地位を確固たるものとし、その影響力を拡大しています。

Raaka Chocolate


公式サイト:https://www.raakachocolate.com/

ラーカ チョコレートはアメリカ合衆国のチョコレートブランドであり、ニューヨークに拠点を置いています。

各商品ページにはインスタグラムのフィードを設置し、SNSからも情報を発信してます。対象の商品には期間限定やベストセラーのバッジが表示がされており、さらには購入者からの口コミもみることができます。商品ごとにヴィーガンやオーガニックなどの記載があるため、顧客は安心して商品を購入することができます。

Nestle(ネスレ)


公式サイト:https://shop.nestle.jp/

ネスレ(Nestlé)は、スイス発祥の世界的な食品・飲料メーカーで、150以上の国で幅広い製品を提供しています。1866年に創業され、数多くのブランドを展開しており、コーヒー、乳製品、チョコレート、ベビーフード、健康食品など、多岐にわたって商品を販売しています。

サイトでは、職場向け、ご家庭向け、お店向けの商品がそれぞれのカテゴリーに分かれており、専用のマシンメーカーのレンタル商品も取り揃えています。
一部のマシンは無料でレンタルすることができ、カートリッジの交換や付属品、洗浄剤などを通じて収益を上げています。また、プレゼント用の商品も販売しており、簡単に贈り物に喜ばれるアイテムを見つけることができます。



Shopifyの海外企業導入事例:その他

TESLA(テスラモーターズ)


公式サイト:https://www.tesla.com/ja_jp/

テスラ・モーターズは、電動自動車および関連商品に特化したアメリカ・カリフォルニア州シリコンバレーに拠点を置く自動車メーカー。アメリカの電子マネー決済企業である「PayPal」の創業メンバーでも有名なイーロン・マスク氏は、2008年よりテスラ・モーターズのCEOに就任しています。

テスラのショップでは、各車種の概要や在庫を確認でき、試乗も予約可能です。ウェブサイトのデザインは、必要最低限の要素に焦点を当て、商品そのものにフォーカスしています。これが、テスラの魅力を引き立てるポイントです。

The New York Times(ニューヨークタイムズ)


公式サイト:https://www.nytimes.com/

ニューヨークに本社を構える大手新聞会社、ニューヨークタイムズ。ウェブサイト上で記事を閲覧でき、有料記事は定期購読によってアクセス可能です。

また、日本語を含め複数の言語に対応しており、英語意外の言語でも情報を適切に得ることができます。

Gaga Offisial Shop(ガガ・オフィシャルショップ)


公式サイト:https://www.ladygaga.com/#/

こちらは、ガガ(Gaga)ブランドの正規オンラインストアで、ガガブランドの商品を直接購入できる唯一の販売先です。ガガブランドの特徴は、独自のデザインと高品質な素材の使用にあります。

ECサイトはレディーガガの世界観が巧みに表現されており、SNSの情報も紹介されています。

Master&Dynamic(マスター・アンド・ダイナミック)


公式サイト:https://www.masterdynamic.com/

Master & Dynamicは、高品質なオーディオ製品を提供するアメリカ合衆国の企業です。ヘッドフォンやイヤホンなどの製品ラインナップは、音楽やライフスタイルにこだわりを持つユーザーに向けて設計されています。

ECサイトのページを下にスクロールすると、ブランドのデザインへの熱意が表れた商品説明が現れ、ヘッドフォンの素材や機能、使用方法などの詳細が解説されています。これにより、ユーザーは細部までヘッドフォンを実質的に「体験」できる工夫が凝らされています。



まとめ

今回は、Shopify(ショッピファイ)の国内の導入状況やその目的、利用するメリット、そして国内外ともに24の導入実例を紹介しました。
導入事例のとおり、Shopifyは企業がオンラインでも売上を上げるため、そして国内外で顧客とつながるための心強いツールとして国内外で高く評価されています。
また、その柔軟性や使いやすさ、機能性、グローバル性は、さまざまな業種においてビジネスを成功させる鍵となっています。

すでに世界シェアNo.1のECサイト作成サービスであり、今後は日本でも導入する企業が増えてくるでしょう。もちろん利用には一定の知識が必要ですが、販売分野や経営戦略に応じて、Shopifyの豊富な機能を活用してみてください。



弊社クオーツでは、Shopifyを利用したD2Cマーケティングの新規事業開発の支援を行っております。ECサイトの制作事例も公開しておりますので、ぜひ無料相談からお問い合わせいただけますと幸いです。



ビジネスの課題を解決したい方はお気軽にご相談ください。

クオーツは、デザインの力を最大限活用しながら、課題の解決と成長の加速に貢献します。クリエイティブ・マーケティング・テクノロジーの視点から事業開発、体験の設計、システム設計などを、一貫した体制でサポートしています。

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